【フロー型 / ストック型】SNS時代におけるコンテンツ制作の考え方

こんにちは!撮影ティブ代表の堤です。

WEBやSNSなど、さまざまなツールでの発信が求められる現代。その分コンテンツの種類も多くなり、戦略的に情報を発信していかないと効果的なプロモーションはできません。
今回のブログでは、SNS時代におけるコンテンツ制作の考え方として大切な、フロー型 / ストック型について書いていきます。

ぜひ最後まで読んで頂けると幸いです!

目次

  1. フロー型コンテンツ・ストック型コンテンツ、それぞれの種類の違いについて
  2. フロー型コンテンツは『掴み』、ストック型コンテンツは『ファン化』。
  3. ユーザー行動を誘導を意識する!SNSツールで見るコンテンツの活用方法
  4. ストック型コンテンツの制作は、SEOやコンテンツマーケティングの最大化を意識する!
  5. 撮影ティブでは、最適なコミュニケーションプランを組み立てながら、コンテンツを制作します!

フロー型コンテンツ・ストック型コンテンツ、それぞれの種類の違いについて

いざ企業の情報を発信しようとしても、たくさんあるツールのどれを使って、どうやってコンテンツを作っていけばいいのか迷われる方も多いかと思います。そんな時にコンテンツの作り方・情報整理に有効なのがフロー型コンテンツ・ストック型コンテンツという考え方になります。

– フロー型コンテンツとは?
タイムライン上に出てくるような、スピーディーかつコンスタントに発信されるコンテンツをフロー型コンテンツを呼びます。
例えばTwitter(エックス)の場合、毎日ものすごい数のつぶやきが投稿されており、短いコミュニケーションが瞬時に消費されていくことが特徴のツールとなります。それぞれのアカウントのプロフィールまで遡って、過去のつぶやきを見直すことはあまりしません。
こういったコンテンツは、一過性のコンテンツという側面を持ち、リアルタイム性(時事的)やキャッチーで引きの強い瞬発力のあるネタが求められる傾向にあります。

– ストック型コンテンツとは?
一方ストック型コンテンツは、その名の通りストックしていくことで効果を発揮するコンテンツとなります。
例えばYouTubeの場合、20〜30分の情報満載な動画は瞬時に消費されるのではなく、そのブランドやサービスのことを深く理解する時に見られるコンテンツとなります。フロー型コンテンツに求められる瞬発力ではなく、サイトやアカウントに長期間置いておき、そのコンテンツにユーザーを日々誘導してくる持久力が求められるコンテンツとなります。

フロー型コンテンツは『掴み』、ストック型コンテンツは『ファン化』。

SNS時代において、ユーザーにブランドを気に入ってもらうためには、「認知」と「エンゲージメント」の2ステップが重要だとされています。

「認知」ステップ
企業からの発信、もしくはフォローしているアカウントからシェアされたコンテンツを見て、「何これ?良さそう!なんのブランドだろう?」と思ってブランドのアカウントに飛ぶこと、よくありませんか?この行動こそが、「認知」のステップであり、引きの強いフロー型コンテンツが活躍します。

「エンゲージメント」ステップ
次に、気になったブランドのアカウント見た時に、「あれ?思ってたのと違う…。よくわからないな…」と感じて離脱してしまうことも、よくありませんか?その時に重要になってくるのが、ブランドの魅力をユーザーに深く理解させるストック型のコンテンツが活躍します。

ブランドやサービスを気に入ってもらうためには、「認知」を獲得するための『掴み』をフロー型コンテンツとして、「エンゲージメント」を獲得するための『ファン化』をストック型コンテンツとして意識的に作り分けていくことが重要になります。

ユーザー行動を誘導を意識する!SNSツールで見るコンテンツの活用方法

– YouTubeの場合
他のSNSツールでも同様ですが、短い縦型動画が次々に導入されていますよね?かなりスピーディーに情報を詰め込まれているものや、早送りされている切り抜きコンテンツが多く投稿されています。
この縦型動画はまさしくフロー型コンテンツであり、ユーザーを『掴む』ことに特化しています。「詳しく知りたい方は本編へ」といった促しもよく見られるように、認知のステップを突破するための有効打として活用されています。
一方で、誘導した本編に置かれている動画は長尺のものが多く、よりユーザーを『ファン化』させることに特化したストック型コンテンツも同じツール内に存在します。

– Instagramの場合
Instagramは機能がとても多く、フロー型コンテンツ・ストック型コンテンツが特にシームレスに行き交う仕様になっています。

まず、アプリを開いた時に最初に表示されるのがストーリーズとタイムライン。ストーリーズではフォローしているアカウントを中心に、リアルタイム性であったり24時間で消失することを前提とした思い切った(キャッチーな)投稿を見ることができます。
タイムラインでは、フォロワー以外の投稿も混ざって並びます。タイムラインにはリール動画とフィード投稿が並ぶのですが、リール動画はフロー型コンテンツとして、フィード投稿はストック型コンテンツとして活用されることが多いです。つまり、Instagramのタイムラインには、2つの種類のコンテンツが入り混じる形でユーザーに情報が伝わります。

– Twitter(エックス)
140文字の文字数制限あることから、フロー型コンテンツとして活用している場合がほとんど。WEBサイトやYouTubeなどの貯めている記事や長尺動画などのストック型コンテンツに遷移させる形で、より深く理解させるパターンが多いイメージです。
ただイーロン・マスク氏は、Twitter(エックス)のスーパーアプリ化、チャットやゲーム、ネットバンクや決済などさまざまな機能を持たせることも示唆しており、活用の仕方は変化していきそうです。

– 各ツールの共通点‼︎
闇雲にコンテンツを制作してしまうと、企業の伝えたいメッセージの一貫性や、ユーザーの行動をうまく誘導できなくなってしまいます。多種多様なツールやコンテンツがあるからこそ、フロー型 or ストック型の役割を与えながら戦略的にコンテンツを制作していくことが重要になります。

ストック型コンテンツの制作は、SEOやコンテンツマーケティングの最大化を意識する!

これからコンテンツを作りためていきたいクライアントに対しては、弊社ではまずストック型コンテンツの充実をご提案しています。フロー型コンテンツで『掴み』が出来て次のステップに進んだとしても、ストック型コンテンツのないメディアでは『ファン化』が出来ないからです。

また、ストック型コンテンツを充実していく過程では、必ずそのコンテンツがどれくらいの人に見られたか、そのページにどれくらい滞在したか等の分析をします。その分析を繰り返すことで、「この伝え方は響かなかったから、改善しよう」「このキーワードは競合に勝って上位表示させることができたので、もっと使っていこう」など、コミュニケーションを洗練化。

さらに、そのコミュニケーション(キーワード)ノウハウをフロー型コンテンツにも活かすことで、一貫性を持ったブランドメッセージでユーザーをシームレスに誘導させることができ、“コンテンツマーケティングを最大化”することができると考えています!

撮影ティブでは、最適なコミュニケーションプランを組み立てながら、コンテンツを制作します!

いかがでしたでしょうか?

いざコンテンツを制作するとなると、「何を作ればいいのかわからない…」ということも…。撮影ティブでは、まったくのゼロの状態からこういったコンテンツの考え方も含めてサポートをさせて頂きます。
クライアントのブランドやサービスを徹底的に理解させて頂きながら、効率よく最適なコミュニケーションプランを組み立ててコンテンツを制作させて頂きます。

写真撮影でも、動画制作でも、コンテンツ制作に迷っている方はお気軽にお問い合わせください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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