「SNSが伸びない」のお悩みを解決!効果的なSNSマーケティングの見直しポイント

SNSマーケティングというワードが知られるようになって15年ほど。今やどんな企業でも必須となっているSNS運用ですが、何かしらの課題に直面しているマーケターの方も少なくないはずです。我々もしばしば企業のSNS担当者さまから、こんなお悩みをいただくことがあります。

「SNSの効果を実感できない」
「フォロワー数が伸び悩んで困っている」
「代理店に任せているが戦略的な動きがない」
「そもそもSNS運用をする必要があるのか」
「使えるネタがない」

このような課題はSNS の目的をしっかりと理解できていないケースが多く、そのために「フォロワー数」や「いいね数」などの表層的な数値に惑わされてしまいがちです。
この記事では、SNS運用を見直すポイントを紹介していきます!

目次

  1. 【見直しポイント①】SNSマーケティングの立ち位置を再確認
  2. 【見直しポイント②】企業の課題を洗い出し、SNSの目的を明確に
  3. 【見直しポイント③】一貫性のあるブランドコミュニケーションを心がける
  4. コンテンツ制作に困ったら

【見直しポイント①】SNSマーケティングの立ち位置を再確認

まずは改めて、マーケティング全体におけるSNSの立ち位置を理解しましょう。一般的に、SNSマーケティングは従来のプロモーションではカバーしきれない部分補うケースが多いもの。

たとえば、「既存プロモーションだと一部の年齢層しか集客できないため、SNSマーケティングを通じて若い世代の取り込みをはかる」や「カジュアルなコミュニケーションをSNSで担うことで、顧客との接点を気軽に持つ」といった立ち位置です。

そして、一般的なマーケティングの多くが「売上向上」に主眼を置いているのに対し、SNSマーケティングは「ブランディング」や「新規ターゲットの開拓」という、その前段階に目標を置くことが多い特徴があります。SNSそのものが直接売上に直結するケースはほとんどなく、あくまで利益への期待を込めた施策ということを念に置いておきましょう。

【見直しポイント②】企業の課題を洗い出し、SNSの目的を明確に

冒頭でもお伝えしたように、SNS運用の目的を明確にしておかないと戦略的な運用はできません。そのためにはまず、自社が現状抱えている課題を洗い出すことが重要です。そうすることで「SNSに何を期待するのか」「SNSマーケティングを通じて何を実現したいのか」が整理され、達成したい目的や目標を考えやすくなります。参考までに、SNSマーケティングの目標として挙げられる主な4項目を紹介します。

① 認知度アップ
SNSは拡散性とそのスピードに優れているため、新規ビジネスや新製品などの認知度を素早く広げるのに最適です。認知度アップを目標とする場合、フォロワー数/インプレッション数/リーチ数をKPIとして設定しましょう。

② ブランディング強化
ブランディングとは、商材や企業そのもののブランド価値やイメージを高めること。第三者の評価や口コミが加わることでブランドは形成されるので、SNSは企業ブランディングに最適なメディアです。ブランディング強化を目標とする場合、エンゲージメント数/メンション数/UGC数をKPIとして設定しましょう。

③ 顧客ロイヤリティの向上
ユーザーと直接的なコミュニケーションが取れるSNSでは、顧客との関係を深め「ファン化」をうみ、リピーターに繋げる事が可能です。例えば、ユーザーの質問に答えるLIVE配信、ユーザー生成コンテンツ(UGC)のシェアなどが有効。顧客ロイヤリティの向上を目標とする場合、リピートエンゲージメントの頻度/カスタマーレビューや評価をKPIとして設定しましょう。

④ リード獲得
リード獲得とは、将来的に顧客になりうる「見込み客」を見つけ出すこと。広告やキャンペーンを効果的に使用することで効果が得られます。例えば、セミナー申込やダウンロード資料をゴールとしたLP(ランディングページ)を設置したSNS広告を配信するなどが効果的です。リード獲得を目標とする場合、CTA(クリック数)/リード獲得コスト/コンバージョン率をKPIとして設定しましょう。

自社の課題となっている部分はどれに当たるのか、SNS以外のプロモーションで賄いきれない部分はどこなのか。この4項目は一例に過ぎませんが、自社の目的やKPIを定める際の参考にしてみてください。

【見直しポイント③】一貫性のあるブランドコミュニケーションを心がける

SNS運用だけに注力しても、直接売上につながるわけではありません。消費者が商品を購入する時、多くの場合はSNSを経由してからECサイトやHPにアクセスするという行動フローを取ります。このとき、SNSで発信しているコミュニケーションや世界観が他のプラットフォームと一致していないと、「思っていたのと違う」と感じ離脱してしまう可能性も。
つまり何が言いたいかというと、「SNSが本当に課題なのか」という点すらも見直す必要があるということ。実はSNSのおかげで認知は広がっているのに、ECサイトのコンテンツには手をつけておらず見込み客を逃してしまっていた、といったパターンも少なくありません。
SNSは多岐にわたる情報発信の手段の1つに過ぎません。大切なことは、ブランド全体の一貫したコミュニケーション。消費者に与える情報や印象を統一することで成果につながります。

コンテンツ制作に困ったら

撮影ティブでは、各企業様のブランドが伝えるべきメッセージを整理・統一しながら一貫性を持ったコンテンツ制作を実施しております。我々がクリエイティブ制作する時、SNSのコンテンツ用だけに写真や動画を撮影することはほとんどありません。WEBサイトやカタログ等の各プラットフォームで使用し、ユーザーがツールを横断しても統一性をもったコミュニケーション設計を可能にしています。

ぜひ、SNSやWEBでのコンテンツ制作や記事作成でお困りのことがございましたらご相談ください!

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