【広報担当者向け】スマホよりも一眼カメラで撮影した方がいい理由、7選!
こんにちは!撮影ティブ代表の堤です。
広報担当者のみなさん、行事やイベントのときに毎回カメラマンにお願いすると手間も予算もかかるから、自分で綺麗な写真が撮影出来たらなと思うことありませんか?でも、高価なものだし一眼カメラを使いこなせるかも不安…。スマホでも綺麗に撮れるしな…と購入を躊躇している方も多いのではと思います。
今回はそんな広報担当者さん向けに、「スマホよりも一眼カメラで撮影した方がいい理由」をテーマにお伝えします!
目次
① 光を取り込むセンサーサイズが、圧倒的に違う!
どのカメラも共通ですが、スマホ・デジタルカメラにはレンズから取り入れた光を受け取るセンサーが内蔵されています。このセンサーのサイズが大きければ大きいほど、たくさん光を受け取ることが可能になり、高解像度・高画質・ボケの大きな写真や動画を撮影することが可能になります。
一般的に流通している一眼レフ・ミラーレス一眼カメラのセンサーサイズは2種類あり、1つが小さめの「APS-C」、もう1つが大きめの「35mmフルサイズ」と言われるものになります。少し覚えにくいですが、小さめの「APS-C」と大きめの「フルサイズ」があると覚えておいてください。
一般的なスマホに搭載されているセンサーは「1/2.3型」。一眼カメラと比べると、「APS-C」の約1/13、「フルサイズ」の約1/30の大きさしかありません。このセンサーサイズの差が、スマホよりも一眼カメラで撮影した方がいい大きな理由となります。
次からはこのセンサーサイズが大きいと、どんないい事があるのかをまとめていきます!
② 自然で綺麗なボケと、暗所でも安心
WEBサイトやSNSを見ていると、背景が大きくボケている写真・動画を目にしませんか?被写体を引き立てる上で、綺麗なボケはとても効果的。この大きなボケを作り出すのにも、大きいセンサーサイズが必要となります。
最近のスマホには、大きなボケを再現できる機能が搭載されている機種もありますが、それはデジタル上で処理した擬似的なボケ。被写体を人工知能で識別し、それ以外をボカすという処理を行なっています。
被写体と背景の境界線も曖昧で、本来なら遠いものほど大きなボケになるのが自然ですが、そのような見え方にもなっていません。スマホのカメラ技術もすごいスピードで進化していますが、物理的なセンサーサイズの壁を凌駕するにはまだまだ至っていません。
また、センサーが大きいとより多くの光を取り込めるので、暗所での撮影でも大きな差を生みます。
夜にスマホで撮影したときに、ザラザラした質感の写真になってしまうこと、ありませんか?あれは、暗い写真を無理やり明るくするデジタル処理をする時に発生するノイズです。大きなセンサーで光を取り込める一眼カメラでは、そのノイズを最小限に抑えることが可能になります。
シンポジウムなど、広報活動の現場では暗所での撮影も多々あるかと思います。そんなときにも、一眼カメラの方がより綺麗な写真を撮影することができますね。
③ スマホでズームをすると、画質が劣化している!?
スマホのズーム機能はとても便利ですが、センサーで受け取った情報を無理やり引き延ばしているので、実は画質が劣化していることがあるんです。
最近のスマホだと、レンズが何個も付いていますよね?スマホ画面上でも「1.0×」「2.0×」といった表記を目にするかと思います。あの機能は、「1.0×」のレンズである程度ズームをしていったときに、自動で「2.0×」のレンズに切り替えてくれるものです。
しかし「1.5×」「2.5×」等の隙間の画角で撮影したい場合は、どうしてもこのようなデジタルズームになってしまうため、画質が劣化します。
一眼カメラの場合、センサーで受け取る前にレンズでズームをするため、画質を劣化させることなくアップで撮影することが可能になります。
広報担当の方は、いつでも近くから撮影できるとは限らず、遠くから撮影せざるを得ない場面も多くあると思います。そんなときでも、一眼カメラの方が圧倒的に綺麗な写真・映像を残すことができます。
④ 中古・型落ちカメラでも、スマホより全然写真が綺麗に撮影できる
スマホも日々進化していて、カメラも凄いのが入っているんじゃないの?と思われる方もいるかもしれません。しかし我々プロの現場の感触だと、スマホよりも3〜4年前に発売された一眼カメラの方が、まだまだ圧倒的に綺麗です。それほどセンサーサイズの差は大きな影響を与えます。
3〜4年も経つ一眼カメラなら、中古も多く出回っており価格もかなり抑えられるので、弊社でも型落ちのカメラを購入して仕事で使用しています。初心者の方は特に、無理に最新機種の新品を購入するのではなく、中古のカメラから始めることをおすすめします!「APS-C」のセンサーが積まれている中古のミラーレス一眼カメラをぜひ検討してみてください。
⑤ 印刷物にもしっかり耐えられる
スマホなどのデジタル上で閲覧する場合は、発光するディスプレイかつ、画面サイズも小さいため粗があまり目立ちません。しかし印刷になると、ノイズだったり画質の低下が顕著になってしまいます。
カタログで小さく使う分には耐えられたとしても、A4全面・ポスターで大きく使用するときになどはスマホでした写真はまず使えません…。企業の広報活動では、オンライン・オフラインの様々なシーンでの活用を想定して、なるべく質の高い素材を蓄積いくことが大切になります。
⑥ 質の高い写真・動画は、広報活動の資産になる!
クリエイティブ制作をする中で、クライアントから支給されるデジタルデータのサイズがすごく小さく、広報担当の方に「この写真の大きいサイズはお持ちですか?」と伺うと「ありません…。」と言われることが多々あります。
その1カットのために別途撮影をして余計な予算がかかったり、WEB・SNSにスピーディーに反映できなかったり、情報発信の機会損失にも繋がってしまうためとても非効率に…。
企業のさまざまなイベントに同行する広報担当の方が、一眼カメラで質の高い写真・映像を残すことはそれだけで企業の資産となり、さまざまなツールでの情報発信が求められている現在において、非常に有効な武器になると弊社では考えています。
⑦ 一眼カメラの撮影知識は、仕事以外でも活かせることが多い!
子供やペット、結婚式などスマホを使用して写真・動画を撮ることも多いかと思いますが、一眼カメラを使えるとそのクオリティがグッとアップします!経験談になりますが、周りからもかなり喜ばれますし、何度も見返したくなる素材になります。
もし、会社の経費でカメラ機材を購入できるのであれば、給料をいただきながらカメラの技術を学べる環境はすごくお得なのでは…?と考えています笑。ぜひ一度上司の方に交渉してみてはいかがでしょうか?
撮影ティブでは、広報担当者向けの撮影の内製化サポートを実施しています!
今回は写真・動画を撮影する機会も多い広報担当の方向けに、スマホよりも一眼カメラの方がいい理由をまとめさせて頂きました。
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カメラの選定から使い方、伝わる写真・動画制作のノウハウまで、外注に頼らなくても質の高いクリエイティブを定常的残していけるようサポートさせて頂きます。ぜひご興味のある方は、お問い合わせお待ちしております。