クライアントのためのクリエイティブ制作【写真・動画制作 / デザイン開発】

こんにちは!撮影ティブ代表の堤です。今回はクリエイティブ制作の考え方について。
クリエイティブ制作は大きく分けると2種類の方向性があると考えています。

① 自分自身の表現を突き詰めるアーティスト型クリエイティブ
② クライアントの成長を最大限に考える商業型クリエイティブ

この2つは単純にきっぱり分かれていることもあれば、ディレクターがコントロールすることで両方のいい部分を兼ねそなえたクリエイティブも存在します。今回のブログでは、撮影ティブのクリエイティブ制作のアプローチをご紹介。
広報・プロモーションを考えるようなクリエイティブを発注する側の方と、カメラマン・クリエイターなど制作を受注する側の両方の方に、少しでも参考になればと考えています。

目次

  1. 達成したい目的を整理しないと、いいクリエイティブは作れない
  2. 撮影ティブのクリエイティブ制作は、クライアントのビジネスの成長を一番に考える
  3. 達成したい目的を明確化、ロジックで組み立てるクリエイティブ制作
  4. 重要なのは圧倒的な企業理解。考える過程とアウトプットがクライアントの資産になっていく

達成したい目的を整理しないと、いいクリエイティブは作れない

「そんなの当たり前でしょ!」と思われる方もいるかも知れませんが、クリエイティブを制作をする前に、目的を明確化しておく事はかなり重要です。そうしないと全体の構成が正しいのかも、そのデザインが合っているのかも判断がつきません。

私は「クリエイティブは言語と同じ」だと考えています。それっぽい御託だけを並べても、なかなか伝えたい事が伝わらないことってありませんか?クリエイティブも同じで、どんだけ素敵な目を惹くデザインでも、達成したいプロジェクトのゴールに沿わなければ効果的なコンテンツとは言えません。クリエイティブのテクニックに走りすぎると、「結局何が言いたかったんだっけ?」という状況になってしまう事は多々あるので、注意が必要です。

撮影ティブのクリエイティブ制作は、クライアントのビジネスの成長を一番に考える

冒頭でお伝えした2種類の方向性で、撮影ティブがベースとしているのは「②クライアントの成長を最大限に考える商業型クリエイティブ」になります。
WEBサイト制作でもプロモーション動画制作でも、必ず最初にクライアントのケイパビリティを把握し、競合との差別化ポイントをマーケティングし、伝えるべきメッセージを明確化してから、ワイヤーフレームや動画構成を組み立て始めます。「こういう表現が流行ってるので、とりあえず取り入れてみましょう!」みたいなアプローチは絶対にしません。

そのクリエイティブを見た人がどんな気持ちになって、どういう行動を起こすか。またその行動を起こした時に、ユーザーの受け口となるページやSNSアカウントとの整合性(文脈)が取れているか、最適化されているかなど、ユーザー行動まで意識してクリエイティブを制作します。

達成したい目的を明確化、ロジックで組み立てるクリエイティブ制作

例えば、文字情報と写真で構成されるチラシを制作するとします。チラシ制作で気にするポイントとして考えられるのは、テキストのフォント、大きさ、色、行間や他の要素とのマージン、写真の色味、大きさ、枚数、紙の種類など。これらのデザイン要素に加えて、どこで配られるのか、誰が手に取るのか、山折なのか、観音開きなのか、片面印刷なのかなどの刷る・配られる工程があります。
撮影ティブのクリエイティブ制作では、これらすべてに明確な理由をつけながらデザインを構築。クライアントに細かい部分まで納得いただけるようにロジックを組み立てます。

まずターゲットに視認させるのは、ビジュアルよりもキャッチコピー
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人は左上から見ていくので、キャッチコピーは左上に大きく
さらに目立つように、太字にして色をビビットに
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あえて柔らかく伝えたいので、フォントはゴシック系
でも読みやすいようにポピュラーな字体で
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写真は大きくして、ポップな色合いで楽しげな雰囲気を
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両面なので、表はテンションを上げさせることに特化
詳細はこちら等の文言で促しながら、概要は裏面に記載
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山折にして置かれるので、表の上半分で魅力が伝わるように、端的に伝わるキャッチコピーを開発する

などなど…。達成したい目的(伝えるべき内容)が明確化していれば、自ずとある程度のデザイン要素は固まってきます。デザイン・クリエイティブ制作はあくまで手段であり、目的を見失わずに制作を進める事が効果を最大化させるためには必要不可欠です。

重要なのは圧倒的な企業理解。考える過程とアウトプットがクライアントの資産になっていく

WEB制作や動画制作、写真撮影でも基本的にはチラシと同じ。撮影ティブでは広報に必要な制作物全般をトータル的にサポートさせて頂くので、1つのクリエイティブだけではなく、それぞれの制作物を横断的に整理していくことも考えます。

そのために必要なのは、圧倒的な企業理解とそれを言語化・ビジュアル化していく力。またアウトプットだけではなく、その過程での議論やtry & errorを繰り返しながら最適化をしていくことが、クライアントの資産となり、長期間使用できるクリエイティブを生み出し、新規クリエイティブを制作するときのノウハウとなります。このように撮影ティブでは、クライアントと併走しながら、広報の外部パートナーとしてお手伝いすることを目指しています。

今回のブログはここまで。
「クリエイティブは作りたいけど、どう考えたらいいかわからない」という方がいましたら、ぜひお気軽にご連絡ください!

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